ロマン感じる窓リフォーム　＃リフォーム相談　

今回は窓を入れ替えたいと相談があり、伺ったら弊社でも一番古い築年数の家のリフォーム相談となりました。
窓の入れ替えと言うと、マドリモと言う商品があり通常1日で取り替え完了です。とコマーシャルにもありますが、築200年の家には
通用しないので、既存の木製建具を解体して木下地を入れて新規の窓を取り付けて周辺の補修です。（2窓です。）
基礎のない時代の建物で床下の風通し優先だったのですが、動物等の侵入を防ぐ為の木材を張り付けた部分の腐食を考え板金で塞ぐことにしました。

途中、増築したそうで、最初の写真のほうは江戸時代、次が大正時代と言われても、感覚が狂いますね。
※確かに建物の転び（水平の誤差は違いましたが）200年でも立派に持つものです。

良く他のお客さんでも、この家は後どれ位持つのかな？と聞かれるけど、手入れをすれば木造でも結構な年数持つと思います。
もちろん、材質もあるとは思いますが・・・。

途中で切ってしまったけど、江戸時代の部分で出てきた釘も写真に載せました。
（普通の釘抜きでは抜けなくて、大工さんが先の部分をカットしてしまったので）あっ！って声に出したけど遅かった。（笑）
手作りなので、四角なんでしょうね。
200年前の手作り釘は貴重だと思います。釘を使わない工法も確かにすごいけど何でも出たばかりの物は高価ですもんね。
昔は高くてと言うのは、出たばかりのクロス（壁紙）＞左官壁が今では塗り壁＞クロスだし、板壁も昔は安いから多かったと聞くと
時代により価値が変わるものが多いようです。
家族の移り変わりをずっと見て来たかと思うといつもより、今からリフォームさせて頂きます。と言う気持ちになります。

☆最近は、システムバス（暖房換気扇）や給湯器の入荷待ちで工事着工が伸びていますが、ご理解頂いて相談が積みあがって来ました。
江戸時代は携帯も無いから、現場であれが無いこれが足りないなんて時はどうしてたのかな・・。　急ぎ過ぎてる時代なのかもしれません。

静岡市周辺のリフォーム相談はＤＥＮリフォーム工房の小松まで。　☆ゆっくりの相談受け付けています。